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2017年01月29日

味の民藝

今日も寒いですね。

寒い時はお鍋の料理が多くなるんですが、お鍋も最近いろんな種類が増えてきました。

お鍋のなかでもしゃぶしゃぶというのは、民藝運動家の吉田璋也氏が朝鮮に行ったときに出会った料理を持ち帰ったモノなんだそうです。

それが今は『すすぎ鍋』として鳥取民藝館となりのたくみ割烹店で出されています。

吉田氏と一緒に朝鮮に行った三宅忠一氏もそれを真似て出したのが『しゃぶしゃぶ』

これは大阪の北新地などにある『スエヒロ』のメイン料理です。

しゃぶしゃぶが金属の鍋で出されるのは、朝鮮料理の名残なんでしょうね。

しゃぶしゃぶは金属ですが、鍋といえば、やっぱり土鍋が眼に浮かびますよね。

お鍋の時ほど、手作りの陶器がテーブルに並ぶときは無いのではないでしょうか。

もちろん、お酒も進みますから、徳利やおちょこ・ぐい飲みも、気の利いたのがあれば最高ですよね。

といいつつ、うちで1番よく食べているお鍋料理?は『とり野菜』だったりします。

とり野菜というのは石川県の七尾地方で提供されてるもので、『能登屋』という店がはじまりだと聞いた事があります。

いま、スーパーで味噌を売っているのは『まつや』ですが、まつやは味噌を金沢市内などのとり野菜店に提供するのがメインでした。

私が向こうに行くと、たいていはお昼に食べていましたね。

とり野菜と言っても、鶏を入れるだけでなく、鶏と豚、牛など、野菜と肉類の味噌炊きみたいなかんじでした。

あの『とり』が鶏だったのかどうかは・・・ですが。

本場で食べたことが無い人は、いろんな野菜やら豆腐やらを入れたがるのですが、基本的には鶏や豚と白菜です。

あんまりいろいろ入れたら美味しくないです。

白菜も短冊に切って、煮えやすくする。

お昼に食べますから、短時間で煮えないと困りますもんね。

お昼にお鍋と言えば、大阪ではちゃんこをよく食べますよね。

本町あたりで仕事をしているひとには『志が』の塩ちゃんこを思い出すでしょう。

数百円でそこそこ美味しいちゃんこをお昼に食べられるので、よくいってました。

そうそう、鍋といえば、三田にある(さんだではなく、みた)『みの』というお店の寄せ鍋、これは最高に美味しかったです。

卒業以来行ってないけど・・・

そういえば、最近、キムチ鍋というものを食べました。

韓国料理のチゲじゃなくてキムチ鍋です。

エバラのキムチ鍋の素で野菜やら豚肉・ホルモンを入れてお鍋にすると、これがとても美味しいのです。

お鍋料理は野菜もたくさん採れるし、冬の情緒もあるし、いいもんです。




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Posted by 渡辺幻門 at 09:10